両家顔合わせは何を話す?会話のネタ&話題とコツ

顔合わせ・結納

両家顔合わせは何を話す?会話のネタ&話題とコツ

おふたりの結婚の意思が固まったら、次にやるべきは両家の顔合わせです。
気の利いた会話で、お相手のご家族に良い印象をもってもらいましょう。

今回は、顔合わせの際に会話をうまく進めるためのポイントについてご紹介していきます♪
顔合わせ前にやっておくべき事前準備についても解説しているので、ぜひ参考にしてください!

顔合わせの前にやるべきこととは?

両家顔合わせの事前準備チェックリスト

まずは、顔合わせ前にやっておくべき事前準備をおさえておきましょう。

「顔合わせ」とは、結婚が決まったおふたりと、両家のご両親や家族が親睦を深める会のことをいいます。
ホテルや料亭など、食事会の形式で場を設けるのが一般的で、両家の挨拶からはじまり、結納や結婚式、新生活についてなど、あらゆる決定事項のすり合わせを行います。

はじめての顔合わせは、誰にとっても緊張するものです。
話題を準備しておけば、スムーズに話を進められるでしょう。

両家家族のプロフィールを事前に共有しておく

事前に両家の家族のプロフィールを共有しておくと良いでしょう。
当たり障りのない範囲で、会話のきっかけになるような家族の情報、話題にすべきテーマを、ふたりで話し合っておきましょう
ご両親の仕事や趣味、思い出や直近にあった印象に残ることなどを、しおりにまとめて共有してください。
共有した情報は、それぞれのご両親にもさりげなく伝えておきましょう。
ネタが増えて会話がしやすくなり、顔合わせに対する不安や緊張感をやわらげるのにも役立ちます。
とくに明るい話題、ほっとする内容のテーマは、良い印象になるのでおすすめです。

話題選びをすり合わせしておく

顔合わせでの話題選びや注意点を、ふたりですり合わせておくことも大事です。
返答に困る話題をいきなり振られると、一気に顔合わせの雰囲気が気まずくなるかもしれません。
両家のご家族のなかで、あまり触れられたくない話題や、突っ込んで聞かれたくない部があれば、事前におふたりで共有しておきましょう。
とはいえ、お互いのご両親にまで伝える必要はありません。
万が一、会話がそのNG部分に触れそうになった場合は、ふたりで協力して、話題を変える
段取りをしてください。

事前に家族の意見はまとめておく

両家顔合わせの際に打ち合わせる話題やテーマがあれば、事前に家族の意見をまとめておくことも必要です。
結婚式までやることが多く、顔合わせのほかに、両家が一堂に揃う機会はなかなかありません。両家の意見をすりあわせておきたい内容を中心に
テーマを決め、それぞれの意向をまとめておくと良いでしょう。
たとえば式の日程や結婚までのスケジュール、今後の新居、結婚式の費用の分担など、顔合わせで話をある程度まとめれば、結婚式の準備もスムーズに進みます。
実際に両家顔合わせを経験した方からの、会話の内容に関するアンケート結果は、次のとおりです。
参考にして、おふたりでも会話のネタを準備しておいてください。

 

 

顔合わせで、どのような会話をした

 

 

私や彼のこと、幼少期のことなど。
今後のスケジュールについては引っ越しや入籍、結婚式についても話した。

 

 

お互いの家族構成や趣味など、それぞれの家族のことをより理解できる内容を話した。
両家の親睦が深まってよかった。

 

 

顔合わせまでに結婚式会場は決めていたので、
結婚式当日の進行や親族をどこまで呼ぶのかなど、具体的な相談をした。
親同士で直接相談できたため、安心したと言っていた。

 

 

これを話せば間違いない!オススメ話題

両家顔合わせで話すとおすすめな話題4選

顔合わせの会話で絶対に外さない、おすすめの話題を4つ紹介していきます。
顔合わせでは、両家とも緊張感がなく、さりげなく会話を盛り上げられる話題を振るのが一番です。
必要以上に相手をもち上げる必要はないので、年齢を問わず、気軽に参加できる話題を意識しましょう。

天候・気候の話

天候、気候の話題は誰にとっても好まれる、ごく一般的な話題です。
天気の話で会が盛り上がることはないものの、挨拶の後にさりげなく話題を振ると会話のきっかけになり、両家の緊張感がほどよくほぐれるのでおすすめです。
天気に関する話題は、家族の思い出や地元の話題などにも関連づけやすいので、より会話を広げるのにも役立つでしょう。

家族の自己紹介とそれぞれの話題

事前にプロフィールの共有をしておいても、顔合わせで改めて家族の自己紹介をすると、良い会話のきっかけになるのでおすすめです。
会話のネタを提供するためにも、会がはじまったら家族の紹介をして、それぞれが挨拶を兼ねて簡単な自己紹介をする段取りをしておくと良いでしょう。
話題として提供するだけでなく、あらかじめ家族の自己紹介パンフレットを作成して顔合わせの際に交換すると、寡黙な人でもスムーズに会話に繋げられます。

顔合わせの挨拶を成功させるための例文やマナーについては、こちらの記事で詳しく解説しています。

顔合わせの家族紹介はどう行えばいい?例文やマナーを解説!

顔合わせの家族紹介はどう行えばいい?例文やマナーを解説!

家族の話題や思い出話

家族の話題や思い出話は、お互いに共感しやすく、両家の親睦を深めるのに最適です。
顔合わせに同席していない兄弟の情報や家族構成をさりげなく伝えることができるので、両家の理解が深まります。

婚約するおふたりの子ども時代の思い出、爆笑できるネタなどを顔合わせ用に仕込んでおくのもおすすめです。
お互いの家族のアルバムを持参して、会話が途切れてしまったときの場のつなぎにも活用してください。
ご両親のなれそめや思い出も話題に取り入れると、意外な共通事項も見つかって、今後の家族づきあいがしやすくなるでしょう。

両家の地元の話

両家が遠方に住んでいる場合、地元の話題も会話が弾むきっかけになります。
お互いの生い立ちやルーツを知ることにもつながり、盛り上がる話題のひとつです。

地元の観光地やグルメ、有名な行事などを話題に盛り込みましょう。
旅行が好きであれば、将来的に観光に出掛ける話などもすると両家の親睦が深まります。
事前に共有した両家の情報をもとに、地元のお酒、お菓子といったお土産を手土産にするのも会話のきっかけになるのでおすすめです。

趣味の話題

旅行や料理、音楽などの趣味で共通点が見つかれば会話を広げやすいです。
共通の趣味があると会話が盛り上がり、両家の距離も一気に近づくでしょう。
とはいえ、当日の会話をスムーズに進めるためには事前準備も大切です。
趣味は興味が分かれることもあるため、事前にご両親の趣味などを聞いておけば話を切り出しやすいでしょう。
一緒に趣味を共有することで親睦を深めるきっかけ作りにもなります。
もし、共通の趣味がない場合は、質問をしながら相手の趣味の話を聞くことで話題作りができます。

結婚式の相談

結婚式の相談は、両家が揃って話し合う機会は多くないため、話し合いたい話題のひとつです。話が盛り上がって落ち着いてから切り出すのがおすすめです。
まずは、両家の意見のすり合わせを行ってから、具体的な内容の相談をしましょう。
たとえば、結婚式の会場や挙式スタイル、結納や挙式までの流れなどです。
ただし、相手の両親との同居など、デリケートな話題を切り出すときは、お互いの親への配慮を忘れないよう、あらかじめ両親に相談しておくことも大切です。
結婚式を考えていない人は、入籍時期や新婚旅行などについて話し合うと良いでしょう。

この話題は配慮が必要!避けたい話題

両家顔合わせで話さない方がよい話題3選

顔合わせの会話では、避けたほうが良い話題もあります。
両家の家族は、知り合ったばかりです。
顔合わせの雰囲気によっては、後々のお付き合いにも支障がでるため、お互いに気まずい話題は避けることが大事です。

政治・宗教・スポーツ

政治・宗教・スポーツの3つは、親しい友人との会話でも出さないほうが良いデリケートな話題です。
これから知り合う両家の顔合わせには、ふさわしくありません。
それぞれに考え方や思い入れの違いがあり、お互いに譲ることができずにトラブルに発展するケースは多いため、顔合わせの席で話題にするのは控えましょう。

仕事・プライベートの詳細

仕事やプライベートに深く入り込む話題も、顔合わせでは避けるべきです。
デリケートな問題を深く探るのは、親しい間でも喜ばれません。
仕事の詳細や年収といったお金の問題、結婚や異性など、自分でも聞かれたくない話題は控えましょう。

病気・健康問題

家族の病気や健康問題も、顔合わせの席では出さないほうが良い話題のひとつです。
持病や通院していることを他人に知られるのは、あまり気持ちの良いものではありません。

心配されたり、必要以上に気を遣われたりするのが煩わしいと感じる人もいるので、話題としては避けましょう。

お互いの家族を紹介するだけではあっても、顔合わせは何かと気を遣います。
失礼がないか、印象が悪くなってしまわないかと悩むこともあるでしょう。
そういったとき、正しい進行の仕方や準備方法、お店の決め方などを一通りサポートしてもらえたら安心です。

そこでおすすめなのが「顔合わせマルシェ」。
会場選びから会の進行まで、一日で顔合わせの準備をまるごと学ぶことができます。
当日の服装といった細かいマナーまで、プロに丁寧に解説してもらえます。
試食体験や、結婚式場選びのレクチャーなど、お楽しみコンテンツも満載なので、ぜひお気軽にご参加ください。

 

気まずくならない!会話のコツ

両家顔合わせは何を話す?会話のネタ&話題とコツ

会話の進め方や無言、沈黙にならないためのポイントを解説します。

笑顔・明るい声で挨拶や返答をする

明るい挨拶や返答、笑顔は相手に安心感を与えるため、和やかな雰囲気作りに必要です。
ボソボソとした小さな声だと、何度も聞き返されることもあり、気を使わせてしまいます。
話すときは相手の目を見てハキハキと喋り笑顔で対応するよう心掛けると、明るい印象を与えられるでしょう。
話しやすい雰囲気が伝われば、相手も自然と緊張がほぐれやすくなります。
また、言葉遣いや言葉選び、話すスピードにも気をつけましょう。
ポイントは、相手がよく使う言葉と同じ言葉を選ぶことです。
話すスピードを合わせるときは、相手の呼吸を意識するとスムーズに会話ができます。

バランスよく両家に話題を振る

両家がはじめて集うため、話が弾むこともあれば、無言になってしまうこともあります。
同じ人ばかりが話すことがないように、両家に話題を振ることが大切です。
自分から話を切り出すのが苦手な人には積極的に質問して交流を促すようにしましょう。
相手の話を引き出したり、話を広げたりしながら進めるとスムーズです。
「どうして?」「なぜ?」など、相手が自由に答えられるような質問や「いつ?」「どこで?」など、具体的に答えやすい質問を投げかけると会話が途切れにくくなるでしょう。
ただし、質問するときは相手に踏み込みすぎないよう配慮することが必要です。
おふたりで協力しながら、全員で楽しめる雰囲気を作りましょう。

話に共感する一言や相槌を打つ

話すばかりではなく、聞き手にまわることも大事です。
相手の気持ちに寄り添った共感のひと言や相槌は、相手との信頼関係を作り上げる大切なコミュニケーションのひとつです。
相手の話をしっかり聞いて相手の気持ちを知り、「どんな気持ちだろう」「どんなことを考えているのだろう」など、相手に興味を示しながら会話することを心掛けてみてください。
また、傾聴スキルの相手の話を繰り返す手法を取り入れることで、相手は安心して会話ができるようになり、関係性を良くすることができるでしょう。
相手が話したあとに「すごいですね」のような共感を伝えたあとに、5W1H(いつ、どこで、だれ、何を、なぜ、どうやって)の質問を加えると、話が弾みやすくなります。

パンフレットや資料などを用意する

結婚式や新婚旅行などの話題には、資料があるとスムーズに会話が進みます。
会話に詰まったり、話題がなくなったりしてしまった場合に備えておくと便利です。
パンフレットで視覚的に確認できるので、結婚式や新婚旅行先の雰囲気も伝わります。
パンフレットや資料を中心に会話が広がるため、話すのが苦手な人でも安心して顔合わせに望めるでしょう。

 

まとめ

顔合わせは誰でも緊張しがちですが、会話作りのネタさえ用意しておけば、比較的スムーズに進められます。
和やかに過ごせるひとときを演出して、楽しく親睦を深めましょう。
顔合わせについて悩んだときは、無料で参加できる「顔合わせマルシェ」も活用して、段取りよく準備をすすめてください。

 

今回はここまで!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!

 

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