数か月前から準備をしてきた、憧れの結婚式。
直前に台風が直撃することが分かったら、大きなショックを受ける新郎新婦が多いのではないでしょうか…。
そんなときに気になるのが、結婚式に台風が直撃した場合でも決行できるのか?、それとも延期や中止をせざるを得ないの? ということではないでしょうか。
台風10号の接近が報道によりご不安な新郎新婦やゲストも多いと思うので、今回は結婚式当日に台風が直撃したらどうするのか?事前にできる対策も解説します。
台風が直撃する結婚式、決行? 延期?
結論としては、台風が直撃しても結婚式は決行できますので、延期しなくてもOKです。
どうしてかというと、台風は事前に進路や規模感を把握することができ、状況に合わせて会場側も新郎新婦もゲストも対策をすることができるからです。
その為、台風が直撃するかも?ということが分かったタイミングから、会場側との相談やゲストへの事前案内などをすることで、
結婚式を決行するカップルが最も多いのです。
具体的に、会場側と相談すべき内容や確認しておくと安心な内容、ゲストに事前に伝えておくと良い項目などは、次の段落で解説します。
また、結婚式は通常、結婚式当日の直前になればなるほどキャンセル料金や日程変更による費用が高くなる傾向があります。(コロナが理由の場合は、こちらに該当しない会場もあります。)
長期間結婚式の日程を確保しておくための費用が必要になったり、ドレスやタキシードのレンタル費用が確定したり、
直前であれば披露宴や会食でのお料理の食材なども発注が終わってしまっている場合がある為です。
それもあって、決行する新郎新婦が多い傾向にあります。
ちなみに、結婚式の契約者は新郎新婦ふたりなので、基本的には会場側から台風による結婚式の延期・中止を要請されることはあまりありません。
では、実際に結婚式を決行すると決めた時に行いたい準備について、次の項目で解説したいと思います。
まだ間に合う!結婚式直前でもできる台風対策
台風が直撃するかも!?ということが発覚した後の結婚式直前でも、準備できることや確認できる事項はたくさんあります。
今回は、会場と確認しておくと良い事項と、ゲストに伝えておくと安心な事項についてまとめます。
会場側との確認事項
大前提として、契約や打ち合わせのタイミングで「もし結婚式当日に台風が直撃した場合、これまではどうしていたのか?」を確認しておきましょう。
これを聞いておくことで、会場側の対応や、台風が直撃した場合の結婚式での対策などがある程度わかるはずです。
結婚式直前に、確認しておきたい項目は、下記の通りです。
一例ですが、ぜひ参考にしてみてください。
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- 結婚式当日の何日前までならゲスト人数の変更が可能なのか?
- もし台風が直撃した場合、結婚式の進行に関わる項目や変更しなければならない事項はあるのか?(ガーデン挙式や屋外の演出予定の方は要チェック!)
- 最寄駅からの送迎がある場合、影響があるのか?
- 雨に濡れたゲストが来館した際、ぬぐうものは会場で手配してもらえるのか?(タオルやナフキンなど)
- ゲストが遅れて参加することになった場合、どのような案内を会場側は行っているのか?(食事の提供など)
- 宿泊の手配ができるのか?(宿泊が必要なゲストが発生したら)
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ゲストへの事前の案内事項
遠方から来るゲストや、子ども連れのゲスト、親族などは、特に配慮をしても良いと思います。
台風が直撃する予定の結婚式は、招かれているゲストも結婚式は予定通り決行されるのか、延期になるのかなど不安になることが多くあります。
その為、台風が直撃すると分かった際は、決行or延期を判断したらなるべく早いタイミングでゲストにその旨を連絡しましょう。
ゲストも事前の心づもりがある為、できるだけ早く連絡することが大切ですから、電話やメールやLINEなど時間がかからないものにしましょう。
ゲストに事前に連絡したい内容は、こちらの通りです。
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- 結婚式当日に台風が直撃するであろうこと&結婚式を決行or延期について(問題なく決行する場合もゲストから聞かれる前に新郎新婦から連絡をすると丁寧◎)
- 事前に招待状で伝えている情報から変更点があれば(披露宴開始時間など)
- 会場側の台風対策について
- 結婚式当日のゲストの動き(宿泊の手配が必要かどうか、結婚式への遅延や早退がありえそうかどうかなど)
- 上記を踏まえて結婚式への出欠が変化しそうかどうか
- わざわざ結婚式に来てくれることへの感謝と、会えることを楽しみにしていること!
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最後に赤字でも記載しましたが、台風の中でも結婚式に参列してくれる場合は、いつも以上に感謝の思いをしっかり伝え、ゲストが結婚式を楽しみな気持ちで迎えられるようにすると良いでしょう。
結婚式が雨だと残念…ではない! プロが教える雨の日の魅力
結婚式当日に台風が来たり、台風じゃなくても雨が降ると残念だと思う新郎新婦はいるのではないでしょうか?
実は、雨の日の結婚式には、雨ならではの魅力があります。
雨の日の結婚式は幸せにあふれている…♡
フランスの言い伝えに「雨の日の結婚式は幸運をもたらす」という言葉があります♪
新郎新婦が一生で流す涙を、神様が変わって流してくれるということだそう。
また、雨粒は「神様が遣わした天使」だという言い伝えもあるんだとか。
雨の日ならではの、ロマンチックな言い伝えですよね。
結婚式の中で、司会者さんに一言伝えてもらうことで、ゲストも幸せな気持ちで過ごせることでしょう。
雨の日だからこそ!写真映えショットをお忘れなく◎
雨の日の結婚式は写真がきれいに撮れなさそう…と思っている方もいらっしゃるのでは?
実は、雨の日は直射日光をやわらげ、包み込むような光あふれる写真を撮影するには最適の日だったりします。
特に会場から緑やお庭が見える会場は、木々が雨に濡れてより色濃くなり、コントラストがはっきりするので写真に撮った時より色彩が引き立ちます。
前撮りなどでも、晴れている日の撮影ではあえて木々に水をかけてつやを出すときもあるんですよ♪
まとめ
今回は結婚式当日に台風が直撃したときにどうしたら良いのかということをまとめて解説しました。
直前に台風直撃することが分かると不安になったり、焦る気持ちもあると思いますが、事前準備をして当日を迎えましょう♪
どのような状況での結婚式も、きっと素敵な想い出となります。
ぜひ、対策をして結婚式当日を楽しんでくださいね!
今回はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございました!