新郎新婦にとって一大イベントであり、幸せに包まれる瞬間である結婚式。そのような場を作り上げるサポートをするのがブライダル業界です。
ブライダル業界に魅力を感じ、働いてみたいと考えている方も多いのではないでしょうか。
この記事ではブライダル業界とはどのようなところなのか、具体的な仕事内容やその魅力についてご紹介します。
目次
ブライダル業界ってどんなところ?
そもそもブライダル業とはどのような仕事なのでしょうか。まずはブライダル業界について解説します。
ブライダル業とは
ブライダル業とは、結婚式や披露宴をはじめ婚礼や結婚に関するあらゆるシーンで、新郎新婦の晴れの日をサポートすることが仕事です。
結婚式そのもののプランニングをしたり、式で着るドレスや会場に飾る花、参列者へ提供する食事などを提案したりと、それぞれの分野のプロフェッショナルが新郎新婦の希望を叶えます。
多様化している結婚式のニーズに寄り添う仕事
1980年代頃は、ウエディングといえばホテルで行うのが一般的でした。
しかし近年は結婚式の形も多様になり、ホテル、ゲストハウス、やまたチャペルなどの結婚式専門式場会場のほかにも、だけではなく、レストランウエディングや海外ウエディングなども増えました。
美しい庭園や吹き抜けのホールなど、写真映えするスポットがウエディングの場所に選ばれることも多いです。
ブライダル業界で働く上では、新郎新婦それぞれのニーズに寄り添い、サポートすることが必要です。
ブライダル業界の具体的な仕事内容
新郎新婦をサポートするブライダル業界には、どのような職種があるのでしょうか。
ブライダル業界における主な職種と仕事内容についてご紹介します。
ウエディングプランナー
ウエディングプランナーはブライダル業界でも一番人気の職種で、結婚式に関するあらゆるスタッフのリーダーとして、結婚式全体を取り仕切る役目を担っています。
結婚式に向けた相談から事前準備、当日の運営における指揮・誘導まで幅広く担当します。
結婚に関する知識はもちろん、多くのスタッフをまとめるコミュニケーション能力や企画力、交渉力、予算管理能力など総合的に高いスキルが必要です。
サービススタッフ
サービススタッフは、挙式や披露宴の場で活躍する職種です。
会場のセッティングからバックヤードの準備、料理や飲み物などのサービス提供、片づけなどを行います。
進行上決められた時間を守るために、スムーズにお客様を誘導することも大切な役割です。
滞りなく進めるにはスタッフ同士の連携が必須ですので、ある程度のコミュニケーション能力が求められます。
アテンダー
アテンダーは介添人とも呼ばれ、式の当日、新郎新婦に付き添って移動などのサポートや当日のヘアメイクのお直し進行の伝達などを行います。
普段着慣れないドレスや着物を着ている、新婦の移動における補助をすることが多いです。
ドレスコーディネーター
ドレスコーディネーターは、新郎新婦が当日着用する衣装のコーディネートを担当する職種です。
挙式のコンセプトやイメージ、予算の希望、新郎新婦の好みなどを詳しくヒアリングしながら、希望に沿ったコーディネートを提案します。
ドレスを選ぶだけでなく細かな補正を行ったり、小物の選定やヘアスタイルの提案などをしたりすることもあります。
ブライダル業界で働く魅力とは
新郎新婦にとって晴れの日をサポートするブライダル業界は、どのようなところにやりがいがあるのでしょうか。
ここからはブライダル業界で働く魅力をご紹介します。
人生の門出に立ち会える
結婚式は新郎新婦の人生において門出となる、一生に一度の大きなイベントです。
そんな大切な日に立ち会えるのが、ブライダル業界で働く大きな魅力といえるでしょう。
新郎新婦だけでなく、家族や親せき、友人などの参列者全員に幸せなひとときを過ごしていただけるよう全力でサポートします。
長期間の準備の成果を目の前で見届けられる
結婚式は、準備に数か月の時間をかけて作り上げていくものです。
特にウエディングプランナーは、新郎新婦と相談段階から関わり、ふたりのなれそめやどのような結婚式にしたいのかを伺い、予算決め、日程調整、式当日の進行など細かな仕事と努力が必要になります。
そうした新郎新婦と共に進めてきた準備や努力の成果を、結婚式として見届けることができるので、非常に大きな達成感を味わえるでしょう。
コミュニケーションを取りながら作り上げていくことができる
結婚式を成功させるためには、主役である新郎新婦と密なコミュニケーションを取りながら、イメージや希望について詳しくヒアリングすることが非常に大切です。
さらに、関係各所やスタッフ間との連携も重要になります。
さまざまなやり取りを重ねながら、当日の式を形にしていくことにもやりがいを感じられるでしょう。
ブライダル業界にはこんな人が向いている!
幸せな瞬間に立ち会え、大きなやりがいが感じられるブライダル業界には、どのような人が向いているのでしょうか。
ブライダル業界に向いている人の特徴をご紹介します。
人を喜ばせるのが好きな人
ブライダル業界においては、式の主役である新郎新婦が満足して当日を終えられることが何よりも大切です。
そして式に参列した方々にも、来て良かったと感じ、幸せな気持ちになってもらうことも忘れてはいけません。
式に関わるすべての人を喜ばせたいと思う気持ちが、ブライダル業界で働く上では必要不可欠です。
プランニング力のある人
式のことが分からない新郎新婦のために、ウエディングプランナーをはじめとしたブライダル業界の専門家は、あらゆる提案を行わなくてはなりません。
ふたりの理想の式にするためには、ときにアイデアや工夫も求められます。
日頃からトレンドにもアンテナを張り、プランニング力を磨いていける人こそ、ブライダル業界には必要な人材といえるでしょう。
接客が好きな人
ブライダル業界は、新郎新婦をはじめ、親族や親戚、友人などたくさんのお客様と接する仕事です。
後天的に身に付けられるコミュニケーションスキルももちろん必要ですが、人と接することやコミュニケーションを取ることが好きな性格の人は特に、接客が重要なブライダル業界に向いているでしょう。
対応力がある人
式には多くの方が参列するため、思わぬトラブルに見舞われたり、クレームを受けたりすることもあります。
そのようなときにスタッフが動揺すると、新郎新婦や参列者に不安を与えてしまいかねません。
想定外のことが起こっても動じることなく、冷静に対応する力が必要です。
ウエディングフェスで新郎新婦のお手伝いをしませんか?
ウエディング業界で活躍する場所は、結婚式や披露宴の場だけではありません。
ここからは、ウエディングフェスについてご紹介します。
ウエディングフェスってどんなところ?
ウエディングフェスとは、結婚式の開催を検討している新郎新婦が式場や結婚に関する情報収集や、ドレスの試着やメニューの試食といった体験ができるイベントです。
フェス当日は、結婚準備や入籍などの結婚にまつわる相談を受け付ける場が設けられています。
そこで活躍するのが、式場などで活躍していた元ウエディングプランナーや、現役のフリーウエディングプランナーです。
ウエディングフェスで活躍するフリーウエディングプランナー大募集
ウエディングフェスマガジンでは、ウエディングフェスで新郎新婦の接客を行うフリーのウエディングプランナーを募集しています。
ブライダル業界に興味がある方や、ウエディングプランナーの経歴を生かして活躍したい方は、ぜひウエディングフェスで働いてみませんか?
ウエディングプランナー募集の詳細については、こちらの記事をご確認ください。
まとめ
新郎新婦をサポートするブライダル業界は、やりがいのある魅力的な仕事です。
ニーズに合った結婚式を実現させるため、スタッフとの連携や新郎新婦との密なコミュニケーションが必要になる業種といえます。
接客が好きな方や人を喜ばせるのが好きな方は、ぜひブライダル業界を目指してみてはいかがでしょうか。
今回はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございました!