顔合わせ・結納

顔合わせの手土産で好感度アップ!選び方から渡し方まで詳しく解説

結婚までのステップとして大事な、両家の顔合わせ。会場はどこにするか、服装は何がいいかなど悩むことは多いかと思いますが、中でも困るのは手土産ではないでしょうか。何を渡すべきか、好みに合うものは何なのか、価格はどのくらいか…相手の手に渡ってしまうものだから、余計に迷ってしまいますよね。

そこで今回の記事では、顔合わせの際の手土産についてまとめました。そもそも手土産は必要なのか、どうやって選んだら良いのかなど、参考になる情報をご紹介しています。これから顔合わせを行うという方はぜひ、参考にしてみてくださいね。

そもそも顔合わせに手土産は必要?

顔合わせの手土産で好感度アップ!選び方から渡し方まで詳しく解説

お互いの家族を知る場として大切な、顔合わせの場。レストランなどでかしこまった食事をするのだから、なくても良いのでは?と考える方もいるかもしれません。そもそも、顔合わせの際に手土産は本当に必要なのでしょうか?

 

手土産を持参しなければならないルールはない

顔合わせの際に手土産を渡す大きな目的は、その場を和ませることです。
顔合わせのときはお互いまだ慣れない関係で、本人たちだけでなく親たちも緊張するもの。
そこで最初に手土産を渡すことでコミュニケーションのきっかけをつくり、場の空気を穏やかにして、落ち着いて会話ができるようにするのです。
とはいえ、顔合わせに手土産を持参する決まりはありません。なかには、荷物にならないように、手土産を持参しない人もいます。
しかし、家同士の挨拶には手土産を持参したほうが良いかもしれません。手土産を持参するときは、なるべく両家の足並みをそろえることが大切です。
手土産の内容が話のネタにもなりますので、最初の会話に困りにくくなることもメリットです。
手土産をとおして人となりが垣間見えたり、渡した人の思いが感じられたりもします。「これからよろしくお願いします」という思いを伝えるという意味でも、手土産は重要な役割を果たしてくれるのです。

 

事前に話し合って両家で決めておこう

手土産は、用意する・しない、もしくは価格によって差が出ると気まずい雰囲気になりがちです。
ルールではないからこそ、お互いに手土産を持参するのか、価格や量はどのくらいかなどを事前に話し合って決めておいた方が良いでしょう。
手土産に明確なルールはなくても、場所によって適切な対応は変わります。
たとえば、
料亭やレストランで顔合わせをする場合は、両家が手土産を持参して交換し、妻側もしくは夫側の家を訪問するときは、訪問側が手土産を持参します。
自分が招待側であれば、手土産を用意し、帰りに渡すと礼儀正しい印象を与えられるでしょう。
ただし、招待側が手土産を渡すときは、相手より高価なものにならないよう、控えめな品にすることが大切です。
相手より多くなってしまうと相手が恐縮してしまうので、手土産を用意するときはその点も考慮しましょう。
手土産を渡すタイミングは、挨拶が終わって、着席する前が一般的です。最初に渡すことで、会話のきっかけにもしやすくなります。
もしも最初にタイミングを逃してしまったら、帰り際に渡しても大丈夫です。渡すタイミングについてもルールは基本的にありませんので、流れを見て判断しても良いでしょう。
渡す際のマナーとして、手土産を入れてきた紙袋や、包んでいた風呂敷などは外して渡すようにしましょう。外した紙袋などは持ち帰るのではなく、相手が運びやすいように、あとから渡すとベストです。

 

 

顔合わせで持参する手土産の予算や選び方

顔合わせで持参する手土産の予算や選び方を紹介します。

 

予算は3,000~5,000円程度が無難

手土産を準備する際、迷うのが金額帯ではないかと思います。
どのくらいの金額なら失礼ではないのか、あるいは高すぎて気を使わせないのかなど、いくらぐらいにしたら良いのか悩むところです。
顔合わせの際の手土産の価格は、一般的には3,000円~5,000円程度が相場と言われています。失礼に当たらない、かといって気を使うほどでもない、ちょうど良い金額です。

 

選び方は「好み」「消えもの」「高級感」がポイント

手土産を喜んでもらうためには、相手の好みをしっかりリサーチしておくことが重要です。
当たり前のことではありますが、人にはそれぞれ好みがあるため、前もって確認してから準備するようにしましょう。
また、相手に喜んでもらうことが大切なので、好みのほかにも家族の人数、病気、アレルギーによるNGの有無なども事前にリサーチしておきましょう。
手土産は、後に残らない食品やお菓子などの「消えもの」がベストです。
ただし、賞味期限が近かったり、日持ちしなかったりすると、失礼にあたる場合があります。
賞味期限が近いと慌てて食べなければならなかったり、冷蔵庫の場所をとってしまったりする場合があるため、できるだけ日持ちするものを選びましょう。
ケーキや果物などは、カットの手間がかかるものもあります。
また、カットすることに対し、縁起が悪いと考える人もいるので、相手への気遣いとして
個包装になっているものや切り分け不要なものを選ぶと良いでしょう。
高級感があってお祝いにふさわしいものは手土産として好まれます

 

 

絶対外さない!おすすめの手土産6選

相手の好みを把握したうえで、両家の顔合わせの場にふさわしい手土産を選びましょう。おすすめの手土産を6つ紹介します。

 

【縁起物】どら焼き・バームクーヘン・昆布の佃煮など

結婚前の顔合わせには、縁起物の手土産が選ばれることも多いです。
たとえば、ふたつの生地を合わせて作られる最中やどら焼きは
「2枚が重なっている=両家が結びつく」と連想できることから、おめでたい席にふさわしいといえます。
バームクーヘンやホールケーキなどの、「夫婦円満」を連想させる丸い形をした食べものも選ばれやすいです。
また、
「よろこぶ」を連想させる昆布の佃煮もおすすめです。
ほかにも、鯛や松竹梅などのおめでたいモチーフのもの紅白の色を使ったものも手土産に適しています。

 

【地物】地酒・銘菓・特産物など

お互いの地元が異なるのであれば、地元の銘酒やその地方でしか手に入らない銘菓などがおすすめです。なじみのない土地の製品は、ふだん目にすることがないので、話題のきっかけにもなります。

 

【菓子折】クッキー・フィナンシェ・カステラなど

洋菓子などの「消えもの」は手土産の定番です。選ぶ際は、日持ちのする焼き菓子などがベストです。
和菓子も縁起物が多いため、人気があります。老舗で販売されている、お祝いの席にふさわしい高級なものを選ぶと良いでしょう。
ただし、切り分けて食べるものや割れるせんべいは「縁が切れる」につながるので、選ばないようにしてください。

 

【茶葉】お茶・紅茶など

相手のご両親が健康を気にかけている場合は、塩分や糖分の多いお菓子よりも飲み物が好まれます。お茶は日持ちしやすく、持ち運びも便利です。
日頃買わない高級なものを選ぶのがおすすめです。お茶を選ぶ際は、お茶をよく飲む家庭かリサーチしてから用意しましょう。

 

【フルーツ】詰め合わせ・ゼリーなど

季節のフルーツは、色鮮やかで喜ばれますフルーツを選ぶときは、相手の好みに合うフルーツを選ぶことが大切です。
迷ったら詰め合わせにしてもOKです。例えば、フルーツを使ったゼリーが挙げられます。ゼリーにすると、夏場には涼やかなイメージが加わります。

 

 

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まとめ

両家の顔合わせは、これから長い付き合いをする相手との大事な場所です。ここで印象が決まってしまうこともあるかもしれません。
手土産は、相手に持ってもらう印象を良くするきっかけになってくれるものです。せっかくなら、相手への思いを込めて選んでみてはいかがでしょうか。
これから顔合わせに臨むという方は、今回ご紹介した情報も参考にしながら、素敵な手土産選びをしてみてくださいね。2人の始まりの場が、うまくいくことを願っています。

 

今回はここまで。 最後までお読みいただきありがとうございました!

 

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